皆さんは、何を使ってタイピング練習をしましたか?
巷には、タイピング練習ソフトや、オンラインのタイピング練習サイトなどがたくさんあります。
それらを使うことで、楽しく練習することができます。
もっといろんなことをタイピングしたい場合は、チャットなどを使うのも1つの方法ですよね。
私は、学校で学生たちに教えた漢字や語彙、文法など、覚えてもらいたい言葉をタイピングさせています。
その時に使っているのが、Excelで作ったタイピングの練習ファイルです。
タイピングの練習ファイルを作る時に、
同じ文を漢字/ひらがな/ローマ字で準備する必要があります。
今回は、漢字→ひらがなに変換する方法をご紹介したいと思います。
漢字→ひらがなへの変換
では、Excelを開き、次のようにします。
漢字→ひらがなへの変換方法
- Step1A1セルに「漢字からひらがなへの変換」と入力する。
- Step2A2セルに「=PHONETIC(A1)」と関数を入力し、Enterキーを押す。
- Step3A2セルに「カンジカラヒラガナヘノヘンカン」とカタカナの文字が入る。
- Step4A1セル(漢字交じり文が入っているセル)を選択し、ホームタブ>フォント内の「ふりがなの表示/非表示」横の▼をクリックする。
- Step5「ふりがなの設定」をクリックする。
- Step6「種類」を「ひらがな」にし、「OK」をクリックする。
- Step7A2セルの文字が「かんじからひらがなへのへんかん」とひらがなの文字に変わる。
PHONETIC関数とは
PHONETIC関数は、引数(関数名の後ろのカッコ内に入った文字や、セルの中の値)の文字のふりがなを取り出す関数です。
ひらがなになるか、カタカナになるかは、
元の引数のセルのふりがな設定と同じとなります。
関数の入れ方
先ほどの方法では、直接セルに関数を書く方法をご紹介しました。
ここからは関数を入れる他の方法をご紹介します。
方法①
関数の入れ方①
- Step1ふりがなを入れたいセルを選択する。
- Step2編集エリア上部にある数式の挿入をクリックする。
- Step3関数の検索欄に「ふりがな」と入力し、「検索開始」をクリックする。
- Step4表示された関数一覧から、使いたい関数PHONETICを選択し、「OK」をクリックする。
- Step5関数の引数の参照欄にカーソルが点滅している状態で、漢字の読み方を知りたいセルをクリックする。
- Step6参照欄にセルの場所が入ったことを確認し、「OK」をクリックする。
- Step7ふりがなが表示される。
方法②
関数の入れ方②
- Step1ホームタブ>編集内の「オートSUM」横の▼をクリックする。
- Step2その他の関数をクリックする。
- Step3関数の検索欄に「ふりがな」と入力し、「検索開始」をクリックする。
- Step4表示された関数一覧から、使いたい関数PHONETICを選択し、「OK」をクリックする。
- Step5関数の引数の参照欄にカーソルが点滅している状態で、漢字の読み方を知りたいセルをクリックする。
- Step6参照欄にセルの場所が入ったことを確認し、「OK」をクリックする。
- Step7ふりがなが表示される。
方法③
関数の入れ方③
- Step1数式タブ>関数ライブラリ内の「関数の挿入」をクリックする。
- Step2関数の検索欄に「ふりがな」と入力し、「検索開始」をクリックする。
- Step3表示された関数一覧から、使いたい関数PHONETICを選択し、「OK」をクリックする。
- Step4関数の引数の参照欄にカーソルが点滅している状態で、漢字の読み方を知りたいセルをクリックする。
- Step5参照欄にセルの場所が入ったことを確認し、「OK」をクリックする。
- Step6ふりがなが表示される。
方法④
関数の入れ方④
- Step1数式タブ>関数ライブラリ内の「オートSUM」横の▼をクリックする。
- Step2その他の関数をクリックする。
- Step3関数の検索欄に「ふりがな」と入力し、「検索開始」をクリックする。
- Step4表示された関数一覧から、使いたい関数PHONETICを選択し、「OK」をクリックする。
- Step5関数の引数の参照欄にカーソルが点滅している状態で、漢字の読み方を知りたいセルをクリックする。
- Step6参照欄にセルの場所が入ったことを確認し、「OK」をクリックする。
- Step7ふりがなが表示される。
方法⑤
関数の入れ方④
- Step1数式タブ>関数ライブラリ内の「その他の関数」横の▼をクリックする。
- Step2情報をクリックする。
- Step3PHONETICを選択し、「OK」をクリックする。
- Step4関数の引数の参照欄にカーソルが点滅している状態で、漢字の読み方を知りたいセルをクリックする。
- Step5参照欄にセルの場所が入ったことを確認し、「OK」をクリックする。
- Step6ふりがなが表示される。
まとめ
関数の入れ方にはいろいろな方法がありますね。
ご自身が使いやすい、覚えられる方法で関数を入れてみてくださいね!