ファイルを作成していて、途中で、
このタイプのファイルよりもExcelの方が使いやすいかも?
と思って、Excelを開いて書き直した経験等ありますか?
そんな時に使えるExcelのインポート機能をご紹介します。
インポートとは
直訳すると「輸入する」「取りこむ」などの意味になります。
ITでインポートというと、
「別のアプリケーションで作成したファイルを取りこむ」という意味になります。
インポート
準備
インポートをするためのファイルをダウンロードしてください。
なお、今回使うファイルはテキストファイルで、
データ間はTab区切りにしています。
インポート方法
ファイルをダウンロードしたら、Excelを開きましょう。
インポート手順
- Step1Excelの空白のブックを開く。
- Step2取り込みを開始するA1セルを選択する。
- Step3データタブ>外部データの取り込み欄のテキストファイルをクリックする。
- Step4「テキストファイルのインポート」ダイアログから、ダウンロードしたファイルを選択し、「インポート」をクリックする。
- Step51つ目のウィザードで、以下を設定し、「次へ」をクリックする。
項目 説明 データのファイル形式 ファイル形式に応じて、以下のどちらかを選択する。 - カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ
- スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ
取りこみ開始行 インポートファイルの何行目から取り込むかを設定する。 元のファイル ファイルの文字コードを選択する。 先頭行をデータの見出しとして使用する 1行目を見出しとして使いたい場合はチェックをONにする。 今回は、タブ区切り、1行目から、見出しとして使用したいため、画像のように設定する。
- Step62つ目のウィザードで、区切り文字を選択し、「次へ」をクリックする。
今回はタブ区切りを選択する。
- Step73つ目のウィザードで、取りこんだデータの、Excelでの表示形式を選択し、「完了」をクリックする。
今回はすべて「標準」のままとする。
- Step8データの取り込み開始位置を設定し、「OK」をクリックする。
今回は、A1セルから取り込むため、そのままとする。
- Step9データの取り込みが完了する。
ファイルを更新する場合
インポートしたファイル上で更新することはもちろんできますが、
読み込み元のテキストファイルが更新されている場合でも、Excelに反映させることができます。
事前準備
確認するため、今回はダウンロードしたファイルの最終行の次の行に以下のように記入し、保存してください。
この時、各項目の間はTabキーで開けてください。
更新
以下のようにして更新をします。
更新方法
- Step1データタブ>すべて更新をクリックする。
- Step2「テキストファイルのインポート」ダイアログから、更新したファイルを選択し、「インポート」をクリックする。
- Step3Excelの最終行に、テキストファイルに追加したデータが表示される。
まとめ
テキストファイル以外のファイルもインポートができますので、ぜひそちらも試してみてくださいね。