Accessという製品をご存知でしょうか?
Excelを使ったことがある方は多いと思いますが、Accessは少ないと思います。
今回は、Accessという製品がどのようなものかご紹介したいと思います。
Excel
Accessについて話す前に、よく比較されるExcelについてお話したいと思います。
Excelは、表計算ソフトです。
その名の通り、表形式で入力ができ、また、計算を得意とするソフトウェアです。
Excelは、計算の他、データの集計、分析、グラフ作成なども得意としています。
また、データベースの機能も持ち合わせています。
Access
では、Accessとはどのような製品でしょうか?
Accessは、データベース管理システムです。
データベースとは、検索しやすいように整理した情報のまとまりのことを言います。
例えば、皆さんのご自宅にある冷蔵庫を思い浮かべてください。
皆さんの冷蔵庫はきれいに整理整頓されていますか?
整理整頓されていると、どこに何が入っているか、簡単に取り出すことができますよね。
整理するとき、ご自身で決めたルールに基づいて、これはここ、これはこっち、と入れる場所を変えていると思います。
データベースも同じです。
データを整理整頓して収納し、管理しています。
ExcelとAccessの違い
ExcelもAccessもデータを扱う点では同じです。
データを蓄え、データを追加したり、加工したりすることができます。
ですが、Excelは大量のデータを扱うと、フリーズしてしまうこともあり、大量データの管理には向いていません。
一方、Accessは、大量のデータ管理に向いている個人向けのMicrosoft Office製品の1つです。
このような製品のことを、データベース管理システム(RDBMS:Relational Database Management System)と言います。
その他のデータベース管理システム
Access以外にもRDBMSはあります。
たとえば、Oracle社のOracle DBや、IBM社のDB2などです。
これらは商用のRDBMSになります。
オープンソースで無料で利用できるRDBMSとしては、MySQLやPostgreSQLがあります。