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【Access】テーブル分割を検討しよう

テーブル分割 Access

みなさんは、100%間違えずデータを入力することができますか?

人間、誰しも失敗はします。

でもできれば失敗はなくしたり、少なくしたいですよね。

 

入力してデータを登録すると、間違える可能性が高くなります。

それを防止するために、テーブルを分割することがあります。

 

今回は、テーブルの分割方法をご紹介したいと思います。

 

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テーブルの分割

前回登録した以下テーブルで考えてみたいと思います。

ユーザー情報テーブル定義

ユーザーID 名前 ふりがな アドレス 性別 年齢 誕生日 婚姻 都道府県 携帯
1 高樹 鉄洋 たかぎ てつひろ takagi_tetsuhiro@example.com 43 1978/8/29 既婚 群馬県 090-1829-3927
2 三谷 光洋 みたに みつひろ mitani_mitsuhiro@example.com 30 1992/1/13 未婚 群馬県 080- 135-7603
3 永野 光博 ながの みつひろ nagano_mitsuhiro@example.com 39 1982/10/27 既婚 埼玉県 080-4148-1980
4 伊藤 誠一 いとう せいいち itou_seiichi@example.com 61 1960/4/28 既婚 沖縄県 080- 489-8947
5 池上 美和子 いけがみ みわこ ikegami_miwako@example.com 68 1953/8/3 既婚 滋賀県 080-1580-4319

 

このテーブルで繰返し入力しているのは、性別、婚姻、都道府県ですね。

では、試しに都道府県を別テーブルにしてみましょう。

 

都道府県はいくつありますか?

47都道府県

 

都道府県すべてに番号を振ります。

都道府県ID 都道府県名
1 北海道
2 青森県
3 岩手県
4 宮城県
5 秋田県
6 山形県
7 福島県
8 茨城県
9 栃木県
10 群馬県
11 埼玉県
12 千葉県
13 東京都
14 神奈川県
15 新潟県
16 富山県
17 石川県
18 福井県
19 山梨県
20 長野県
21 岐阜県
22 静岡県
23 愛知県
24 三重県
25 滋賀県
26 京都府
27 大阪府
28 兵庫県
29 奈良県
30 和歌山県
31 鳥取県
32 島根県
33 岡山県
34 広島県
35 山口県
36 徳島県
37 香川県
38 愛媛県
39 高知県
40 福岡県
41 佐賀県
42 長崎県
43 熊本県
44 大分県
45 宮崎県
46 鹿児島県
47 沖縄県

 

元のテーブルにはこの番号を入れ、

都道府県名は、分割した別のテーブルに入れます。

そうすると、番号は繰返し入力しますが、都道府県名は一度入力すれば、もう入力することがなくなり、間違いが減ります。

ユーザーID 名前 ふりがな アドレス 性別 年齢 誕生日 婚姻 都道府県ID 携帯
1 高樹 鉄洋 たかぎ てつひろ takagi_tetsuhiro@example.com 43 ######## 既婚 10 090-1829-3927
2 三谷 光洋 みたに みつひろ mitani_mitsuhiro@example.com 30 ######## 未婚 10 080- 135-7603
3 永野 光博 ながの みつひろ nagano_mitsuhiro@example.com 39 ######## 既婚 11 080-4148-1980
4 伊藤 誠一 いとう せいいち itou_seiichi@example.com 61 ######## 既婚 25 080- 489-8947
5 池上 美和子 いけがみ みわこ ikegami_miwako@example.com 68 1953/8/3 既婚 47 080-1580-4319

 

テーブルの定義で確認してみましょう。

分割前は以下のように1つのテーブルにすべてのデータが入っていました。

ユーザー情報テーブル定義

 

分割後は以下のようになります。

分割後

 

両方のテーブルに都道府県IDを入れることで、紐づけを作ることができ、

どのIDがどの都道府県名であるかがわかります。

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