皆さんは計算は得意ですか?
計算が得意ではなくても、計算機があれば計算結果はすぐわかりますよね。
仕事では、例えば給与計算のためにExcelを使っている会社も多いと思います。
このとき、計算機を使って計算をした結果を書き写しているでしょうか?
Excelは計算機や皆さんの代わりに計算をしてくれる機能があります。
今回は計算をExcelにさせる方法をご紹介します。
四則演算
四則演算の方法をご紹介します。
では、四則演算とはどんな計算でしょうか?
「四則」の「四」の数字からもわかるように、次の4つの計算方法のことを言っています。
②引き算(減法)−
③かけ算(乗法)×
④割り算(除法)÷
1つずつ計算方法を確認していきましょう。
まずは足し算(加法)の方法です。
足し算(加法)
方法①
123+347の計算をExcelでしましょう。
紙に計算式を書くと、次のように書くことができますね。
Excelには次のように書きます。
- Step1A1セルに「=123+347」と書く。
- Step2Enterキーを押す。
- Step3A1セルに答えが表示される。
Excelに計算をさせる場合、
「=」は式の最初に書く必要があります。
「=」が最初にあると、Excelは、「計算がしたいんだな」とわかってくれます。
方法②
Excelのセルに、例えば次のように数字が書いてあった場合はどうすればいいでしょうか?
方法①のように、「=10+35+24」と書くこともできます。
ですが、数字を書き間違えることもありますよね。
書き間違えることがないように、セルに書いてある数字を使いましょう。
次のようにすると、セルに書いてある数字を使うことができます。
- Step1答えを入れたいB4セルを選ぶ。
- Step2半角で「=」と書く。
- Step3B1セルをクリックする。(自動的にセルのアドレス(B1)が計算式に追加される)
- Step4半角で「+」と書く。
- Step5B2セルをクリックする。(自動的にセルのアドレス(B2)が計算式に追加される)
- Step6半角で「+」と書く。
- Step7B3セルをクリックする。(自動的にセルのアドレス(B3)が計算式に追加される)
- Step8Enterキーを押す。
- Step9B4セルに答えが表示される。
練習
下のボタンをクリックして、練習用のファイルをダウンロードしてください。
- Step1ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
- Step2画面上部のコンテンツの有効化をクリックする。
- Step3☐の中に答えを記入する。
- Step4すべての答えを書いたら採点をクリックする。
- Step5正解した問題のセルが青、間違えた問題のセルがピンクに変わり、点数が表示される。
- Step6もう一度練習する場合は、リセットをクリックする。
まとめ
方法②を使うと、
例えばチョコの数だけ変わったとき、B1セルの数字を変えるだけで、B4の合計も変わってくれます。
数字を変えるのも、セルを選んで数字を書き直すだけでとても簡単です。
また、数字の隣のセルに、数字の意味を書いておけば、
その数字の意味や、何を計算しているのかを簡単に理解することもできますよね。
計算結果はどちらも同じになりますが、
できるだけ方法②で計算するようにしましょう。