前回はExcelを使った足し算(加法)の方法をご紹介しました。
今回は引き算(減法)の方法です。
引き算(減法)
方法①
500−347の計算をExcelでしましょう。
紙に計算式を書くと、次のように書くことができますね。
500−347=153
Excelには次のように書きます。
引き算方法
- Step1入力モードを半角英数Aにする。
- Step2A1セルに「=500-347」と書く。
- Step3Enterキーを押す。
- Step4A1セルに答えが表示される。
方法②
Excelのセルに、例えば次のように数字が書いてあった場合はどうすればいいでしょうか?
方法①を使って、「=1000-100-150」と書くこともできます。
書き間違えることがないように、セルに書いてある数字を使いましょう。
次のようにすると、セルに書いてある数字を使うことができます。
引き算方法
- Step1答えを入れたいB4セルを選ぶ。
- Step2半角で「=」と書く。
- Step3B1セルをクリックする。(自動的にセルのアドレス(B1)が計算式に追加される)
- Step4半角で「-」と書く。
- Step5B2セルをクリックする。(自動的にセルのアドレス(B2)が計算式に追加される)
- Step6半角で「-」と書く。
- Step7B3セルをクリックする。(自動的にセルのアドレス(B3)が計算式に追加される)
- Step8Enterキーを押す。
- Step9B4セルに答えが表示される。
注意
計算をするときは、必ず入力モードを半角英数「A」にしてから書くようにしましょう。
全角にした場合、次のようなメッセージが表示されることがあります。
メッセージ①
入力にエラーがあることをExcelが教えてくれていますね。
「はい」をクリックすると、Excelがエラーを正しく 直してくれます。
メッセージ②
「-」ではなく、「全角のハイフン」だとExcelが思い、
自動的に足し算に変えようとします。
このままEnterキーを押すと、次のようなエラーになってしまいます。
このときは、半角英数に直した後、「-」を書きましょう。
練習
下のボタンをクリックして、練習用のファイルをダウンロードしてください。
ファイルの使い方
- Step1ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
- Step2画面上部のコンテンツの有効化をクリックする。
- Step3☐の中に答えを記入する。
- Step4すべての答えを書いたら採点をクリックする。
- Step5正解した問題のセルが青、間違えた問題のセルがピンクに変わり、点数が表示される。
- Step6もう一度練習する場合は、リセットをクリックする。
まとめ
引き算のときは、特に半角英数にしておかないと、エラーになってしまうので注意が必要です。
エラーになったときは、入力モードを最初に確認してみてくださいね。