前回の記事で、アルファベットの文字列を、すべて大文字に変更する方法をご紹介しました。
今回は、Excelで名前をすべて小文字に変換する方法をご紹介します。
小文字への変換
準備
大文字変換で利用したファイルを使いたいと思います。
D列に小文字に変換した結果を表示させましょう。
小文字への変換
では、D列に小文字に変換した文字を入れていきましょう。
アルファベットをすべて小文字に変換するときは、LOWER関数を使います。
LOWER関数の使用方法①
- Step1変換した文字を入れたいセル(今回はD2セル)を選択する。
- Step2半角で=loと入力すると、LOで始まる関数が表示される。
- Step3↓キーでLOWERを選択し、TABキーを押すと、セルにLOWER関数が表示される。
- Step4変換元のセル(今回はB2セル)をクリックする。
- Step5Enterキーを押すと、小文字に変換された文字が表示される。
- Step6D3~D11セルにも同様に小文字に変換した文字を入れるため、オートフィル機能を利用する。
D2セルの右下にマウスを移動し、マウスポインターが+になるようにする。 - Step7マウスポインターが+になったら、ダブルクリックする。
関数名が思い出せない時は
関数を勉強して間もない時など、どの関数がどんな機能を持っているか、
やりたいことはあっても、どの関数で実現できるかがわからない時もあります。
そのようなときは、関数を検索してみましょう。
LOWER関数の使用方法②
- Step1答えを入れたいセルを選択し、数式バー左にある関数の挿入をクリックする。
- Step2関数の検索欄に小文字と入力し、検索開始をクリックする。
- Step3関数名の一覧で、選択した関数の説明を確認する。
- Step4利用したい関数を選択し、OKをクリックする。
- Step5関数の引数画面が表示される。
- Step6変換元のセル(今回はB2セル)をクリックすると、関数の引数画面の文字列欄にセルが表示される。
- Step7OKをクリックすると、指定したセルに結果が表示される。
- Step8D3~D11セルにも同様に大文字に変換した文字を入れるため、オートフィル機能を利用する。
D2セルの右下にマウスを移動し、マウスポインターが+になるようにする。 - Step9マウスポインターが+になったら、ダブルクリックする。
関数ライブラリから選択
その他に、関数ライブラリから探す方法もあります。
LOWER関数の使用方法③
- Step1数式タブ>関数ライブラリ内の文字列操作をクリックする。
- Step2関数名の上にマウスを移動して説明を確認し、目的の関数を探す。
- Step3使用したい関数をクリックする。
- Step4関数で必要な引数を設定し、OKをクリックする。
まとめ
たくさん使って、どの関数に何を設定し、どんな挙動をするかを理解していってくださいね。