みなさんが使うコンピュータ。
コンピュータは大きく以下5つの種類に分類することができることは以前ご紹介しましたが、
今回はそのコンピュータの構成要素について、ご説明したいと思います。
コンピュータの構成要素
- パーソナルコンピュータ(PC)
- メインフレーム(汎用コンピュータ)
- スーパーコンピュータ(スパコン)
- マイクロコンピュータ(マイコン)
- ウェアラブル端末
コンピュータは何からできているの?
では、先ほどの5つの種類を思い浮かべてください。
共通したことはなんでしょう?
手で触れる!
ではこれだけで動くでしょうか?
電気があれば動きますか?
電気があっても動かないです。
「コンピュータはソフトがなければタダの箱」
こんな言葉があります。
では、「ソフト」とはなんでしょうか?
「ソフト」にはどんなものがありますか?
例えば、スマホを思い浮かべてください。
スマホには、
電話をするためのソフト
写真を撮るためのソフト
ゲームをするためのソフト
等がありますね。
先ほどコンピュータは「触れるもの」と言いました。
これをハードウェアと言います。
それに対し、
「ハードウェアの中にあって、触ることができないもの」のことを
ソフトウェアと言います。
つまり、
ということができます。
ハードウェアの種類
ではまずハードウェアにはどんな種類があるかを確認したいと思います。
まず、デスクトップPCの①~④のそれぞれの名称はなんでしょうか?
考えてから、答えを見てくださいね。
入力装置
データをコンピュータに入力したり、指示をするため、「入力装置」といいます。
デスクトップPCの②キーボードと③マウスが該当しますね。
出力装置
入力装置に対し、データを人に見えるようにするため、「出力装置」といいます。
デスクトップPCの①モニター/ディスプレイが該当します。
出力装置は、他にプリンターなどがあります。
紙に印刷することで、データが見えるようになるからですね。
では、④はなにをするものでしょうか?
④には大きく以下3つの仕事があります。
④本体の仕事
- 記憶装置としての役割
- 演算装置としての役割
- 制御装置としての役割
順番にご説明していきます。
記憶装置
またスマホを思い浮かべてください。
スマホで写真を撮ることはありますか?
撮った写真を後から見ることもありますよね?
どうして、後から見ることができるのでしょうか?
スマホが撮った写真を記憶(保存)しているからですね。
このように④本体は、データを保存する、「記憶装置」としての役割があります。
演算装置
では今度は電卓を思い浮かべてください。
電卓は何をしますか?
電卓は計算をします。
スマホやパソコンにも電卓の機能がありますね。
人間より確実に、正確に計算をしてくれます。
これが演算装置です。
制御装置
例えば、学校の先生を思い浮かべてください。
先生の役割はなんでしょうか?
教えることだけでしょうか?
決められた時間の中で授業をします。
時間を調整しますね。
皆さんが学生だった時、先生の言うことを聞いていましたか?
それとも、内職したりして、先生の言うことは無視💦していましたか?
優秀な先生は、学生の心を掴み、学生が自ら勉強に励むようにします。
言い方はよくないですが、調整していますよね。
さっきまで先生の話を聞かせてたから、じゃぁ次は話をしてもらおう。
次はプリントをやってもらおう。
学生にやってもらうことを指示して、やってもらうということもあります。
コンピュータも同じですね。
このように、④本体は、他の装置を制御する役割があります。
まとめ
いかがでしょうか?
コンピュータがどんな部品からできていて、
どんな機能があるのか、なんとなくわかったでしょうか?
と疑問に思われた方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
次回は、本体の構成についてお話していきたいと思います。