グラフは作れても、デフォルトの色だと、
伝えたいことが伝わりづらい💦 ということがあります。
今回は、グラフの色を変える方法をご紹介したいと思います。
まとめて変更する
PowerPointでは、グラフのすべての色を一度に変えることができます。
全体の色変更手順
①グラフエリアをクリックする。
②グラフツールのデザイン>色の変更をクリックする。

③それぞれの色の上にマウスを動かすと、
グラフが色に合わせて変わる。
変更したい色の組み合わせが決まったら、色をクリックする。

一部の色を変更する
一部の色だけ変更したいと思う時もあると思います。
その時は、以下の方法で変更しましょう。
グラフの中の色を変える
方法①
一部のグラフ内の色変更手順①
①グラフ内の変更したい部分をクリックする。
※選択した部分の周りに〇が表示される。
②グラフツールの書式>図形の塗りつぶし横の下矢印をクリックする。

③変更したい色をクリックする。

方法②
一部のグラフ内の色変更手順②
①グラフ内の変更したい部分をダブルクリックする。
※選択した部分の周りに〇が表示される。


②画面右側に表示されるデータ要素の書式設定の塗りつぶしと線(ペンキマーク)をクリックする。

③塗りつぶしをクリックして開く。
④色の変更方法を選択し、色の設定をする。
※グラフのすべての色を1つだけにしたい場合は、
「要素を塗り分ける」のチェックをON☑にする

①塗りつぶしなし
グラフ内の色を消したいときに選びます。

②塗りつぶし(単色)
選んだ部分を1つの色(単色)に変えたいときに選びます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ①色 | 変更したい色を選ぶ![]() |
| ②透明度 | 後ろにある図形などが見えるようにする。 0%のときは、後ろは何も見えず、 100%のときは、色がなくなり、後ろのものがすべて見えるようになる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
③塗りつぶし(グラデーション)
選んだ部分を複数の色が少しずつ変わるグラデーションにしたいときに選びます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ①既定のグラデーション | PowerPointですでに用意されているグラデーション |
| ②種類 | グラデーションの形。 線形、放射、四角、パスから選ぶ。 |
| ③方向 | どこからどこに向かってグラデーションさせるかを選ぶ |
| ④角度 | 種類で「線形」を選んだ時に設定できる。 0°~359.9°で設定する。 |
| ⑤グラデーションの分岐点 | グラデーションを図形のどの位置(%)から、どの色にするかを設定する。 スライダー、または、⑦の位置で分岐点を設定できる。 分岐点を増やしたり、減らしたりすることもできる。 |
| ⑥色 | ⑤の分岐点それぞれの色を設定する。 |
| ⑦位置 | ⑤の分岐点それぞれの位置を設定する。 |
| ⑧透明度 | ⑤の分岐点それぞれの透明度を設定する。 0%のときは、後ろは何も見えず、 100%のときは、色がなくなり、後ろのものがすべて見えるようになる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
| ⑨明るさ | ⑤の分岐点それぞれの明るさを設定する。 -100%は黒、100%は白になる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
④塗りつぶし(図またはテクスチャ)
パソコン上の図や、オンラインで探した図を使ったり、
石や木などの模様を使いたいときに選びます。

◇④「図をテクスチャとして並べる」のチェックをOFFにした場合

| 項目 | 説明 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ①図の挿入元 | 図を使う場合に、以下3種類から選択できる。 (1)パソコン上のファイル (2)コピーしたファイル(クリップボード上) (3)オンラインで検索したファイル |
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| ②テクスチャ | 石や木などの模様![]() |
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| ③透明度 | 後ろにある図形などが見えるようにする。 0%のときは、後ろは何も見えず、 100%のときは、色がなくなり、後ろのものがすべて見えるようになる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
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| ④図をテクスチャとして並べる | 1つの図形/テクスチャではなく、 同じ図形/テクスチャをいくつも縦横に並べて使うときにチェックをONにする。 |
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| ⑤横方向に移動 | 図を左に動かしたいときはマイナス(-)、右に動かしたいときはプラス(+)にする。 | ||||||||||
| ⑥縦方向に移動 | 図を上に動かしたいときはマイナス(-)、下に動かしたいときはプラス(+)にする。 | ||||||||||
| ⑦幅の調整 | 100%がノーマルの幅。 100%より小さくすると、図を狭く、 100%より大きくすると、図を横に長くする。 |
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| ⑧高さの調整 | 100%がノーマルの高さ。 100%より小さくすると、図の高さを小さく、 100%より大きくすると、図の高さを大きくする。 |
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| ⑨配置 | グラフの見える場所を図形のどの位置にするかを指定する。 | ||||||||||
| ⑩反転の種類 | 並べた図形をひっくり返して(鏡のように映して)表示する。
|
||||||||||
| ⑪オフセット(左) | グラフの左から何%のところから図形を表示させるかを指定する。 | ||||||||||
| ⑫オフセット(右) | グラフの右から何%のところから図形を表示させるかを指定する。 | ||||||||||
| ⑬オフセット(上) | グラフの上から何%のところから図形を表示させるかを指定する。 | ||||||||||
| ⑭オフセット(下) | グラフの下から何%のところから図形を表示させるかを指定する。 |
⑤塗りつぶし(パターン)
ドット柄やチェック柄などの模様を使いたいときに選びます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ①パターン | ドット柄やチェック柄の模様を指定する。 |
| ②前景 | 柄の色を指定する。 |
| ③背景 | 柄の後ろの背景色を指定する。 |
⑥自動
利用中のグラフスタイルや色に合わせて、自動的に色を設定させるときに選びます。
方法③
一部のグラフ内の色変更手順③
①グラフ内の変更したい部分をクリックする。
※選択した部分の周りに〇が表示される。

②グラフツールの書式>選択対象の書式設定をクリックする。

③画面右側に表示されるデータ要素の書式設定の塗りつぶしと線(ペンキマーク)をクリックする。

④塗りつぶしをクリックして開く。
⑤色の変更方法を選択し、色の設定をする。
グラフの枠線の色を変える
今度はグラフの周りの線(枠線)の色を変えてみましょう。
方法は3つあります。
方法①
一部のグラフ枠線の色変更手順①
①グラフ内の変更したい部分をクリックする。
※選択した部分の周りに〇が表示される。
②グラフツールの書式>図形の枠線の下矢印をクリックする。

③変更したい色をクリックする。

方法②
一部のグラフ枠線の色変更手順②
①グラフ内の変更したい部分をダブルクリックする。
※選択した部分の周りに〇が表示される。


②画面右側に表示されるデータ要素の書式設定の塗りつぶしと線(ペンキマーク)をクリックする。

③枠線をクリックして開く。
④色の変更方法を選択し、色の設定をする。

①線なし
グラフの枠線の色を消したいときに選びます。
②線(単色)
選んだ部分の枠線の色を1つの色に変えたいときに選びます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ①色 | 変更したい色を選ぶ |
| ②透明度 | 後ろにある図形などが見えるようにする。 0%のときは、後ろは何も見えず、 100%のときは、色がなくなり、後ろのものがすべて見えるようになる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
| ③幅 | 線の太さを指定する |
| ④一重線/多重線 | 線が1本なのか、2本以上なのか、どのようなデザインにするかを指定する |
| ⑤実線/点線 | 線が実線か、点線か。点線であれば、どのようなデザインにするかを指定する |
| ⑥線の先端 | 線の先の形を指定する。 四角、丸、フラットから選ぶことができる。 |
| ⑦線の結合点 | 線と線がくっつく部分の形を指定する。 丸、面取り、角から選ぶことができる。 |
| ⑧始点矢印の種類 | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の始まり部分の矢印の形を指定する。 |
| ⑨始点矢印のサイズ | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の始まり部分の矢印の大きさを指定する。 |
| ⑩終点矢印の種類 | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の終わり部分の矢印の形を指定する。 |
| ⑪終点矢印のサイズ | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の終わり部分の矢印の大きさを指定する。 |
③線(グラデーション)
選んだ部分の枠線を複数の色が少しずつ変わるグラデーションにしたいときに選びます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ①既定のグラデーション | PowerPointですでに用意されているグラデーション |
| ②種類 | グラデーションの形。 線形、放射、四角、パスから選ぶ。 |
| ③方向 | どこからどこに向かってグラデーションさせるかを選ぶ |
| ④角度 | 種類で「線形」を選んだ時に設定できる。 0°~359.9°で設定する。 |
| ⑤グラデーションの分岐点 | グラデーションを図形のどの位置(%)から、どの色にするかを設定する。 スライダー、または、⑦の位置で分岐点を設定できる。 分岐点を増やしたり、減らしたりすることもできる。 |
| ⑥色 | ⑤の分岐点それぞれの色を設定する。 |
| ⑦位置 | ⑤の分岐点それぞれの位置を設定する。 |
| ⑧透明度 | ⑤の分岐点それぞれの透明度を設定する。 0%のときは、後ろは何も見えず、 100%のときは、色がなくなり、後ろのものがすべて見えるようになる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
| ⑨明るさ | ⑤の分岐点それぞれの明るさを設定する。 -100%は黒、100%は白になる。 スライダー、または数値入力、のクリックで変えることができる。 |
| ⑩幅 | 線の太さを指定する |
| ⑪一重線/多重線 | 線が1本なのか、2本以上なのか、どのようなデザインにするかを指定する |
| ⑫実線/点線 | 線が実線か、点線か。点線であれば、どのようなデザインにするかを指定する |
| ⑬線の先端 | 線の先の形を指定する。 四角、丸、フラットから選ぶことができる。 |
| ⑭線の結合点 | 線と線がくっつく部分の形を指定する。 丸、面取り、角から選ぶことができる。 |
| ⑮始点矢印の種類 | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の始まり部分の矢印の形を指定する。 |
| ⑯始点矢印のサイズ | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の始まり部分の矢印の大きさを指定する。 |
| ⑰終点矢印の種類 | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の終わり部分の矢印の形を指定する。 |
| ⑱終点矢印のサイズ | ※円グラフでは指定不可 折れ線グラフ等で、線の終わり部分の矢印の大きさを指定する。 |
④自動
利用中のグラフスタイルや色に合わせて、自動的に色を設定させるときに選びます。
方法③
一部のグラフ内の色変更手順③
①グラフ内の変更したい部分をクリックする。
※選択した部分の周りに〇が表示される。

②グラフツールの書式>選択対象の書式設定をクリックする。

③画面右側に表示されるデータ要素の書式設定の塗りつぶしと線(ペンキマーク)をクリックする。

④枠線をクリックして開く。
⑤色の変更方法を選択し、色の設定をする。

まとめ
どの部分の色を変えたいかで選ぶ場所が違うことがわかったのではないでしょうか?
たくさんグラフを作って、グラフの中や線の色を変えてみてくださいね!


