Google Adsenseの登録をしてみようと、Google Consoleへの登録等を行った数日後、
「AMPで問題が検出されました」というメールが届いていました💦
AMP問題の詳細
メール画面の「AMPの問題を解決する」ボタンを押すことで、問題の詳細を確認することができます。
下部の詳細のそれぞれのエラーをクリックすると、
どのページでそのエラーが出ているかがわかります。
また、ページを選択すると、エラーが出る原因となっているコードもわかります。
以下、AMPテストを使うことで、詳細な原因を確認することもできます。
AMPとは?
Accelerated Mobile Pagesの略称。
モバイルページを高速に表示させるための仕組みが施されたページのこと。
パソコン向けのページとは別に、モバイルで高速表示させるためにキャッシュの仕組みを用いたページを用意し、
モバイルからのアクセス時はそのページを表示させる実現する方法です。
AMPのメリット
モバイルからアクセスした場合、ページの表示時間(ページが表示されるまでの待ち時間)が短いため、
表示時間が長いことによって離脱される可能性が低いといったメリットがあります。
※もちろん内容が目的に合致していなければ離脱はされますが…。
AMPのデメリット
サイト運営者にとっては
高速表示のために、いくつかの制約が設けられているため、
パソコン向けのページで実現できることが
モバイル用では実現できないといったデメリットがあります。
AMPの要否
調べていくと、
AMPを導入していても、Google検索での表示順位への影響はないことがわかりました。
もちろん、表示が速い方が遅いよりも離脱率が低くなり、アクセス数は伸びる可能性はあります。
まさかこんなメールが届くとは...
そもそもですが、
2021年6月中旬以降、AMPではなく、
ページ エクスペリエンスが検索条件の1つになっているようです。
ページ エクスペリエンスとは
ページ エクスペリエンスとは、ユーザーがウェブページで操作を行った際の、情報そのものの価値以外に関するエクスペリエンスの尺度となるシグナルのセットです。これには、ウェブに関する主な指標(ページの読み込みパフォーマンス、インタラクティブ性、視覚的安定性に関する実際のユーザー エクスペリエンスを測定する指標のセット)が含まれます。また、モバイル フレンドリー、セーフ ブラウジング、HTTPS、煩わしいインタースティシャルに関するガイドラインといった既存の検索シグナルも、これに含まれます。
現時点では、評価はモバイル ブラウザのみで、以下3つの基準で評価されています。
- ウェブに関する主な指標
- モバイル ユーザビリティ
- HTTPS の使用状況
詳細はこちら↓
今後はページ エクスペリエンスへの対応が必要になっていきそうです。
AMPの設定
AMPの要否や、ページ エクスペリエンスへの移行がされていることから、
AMPをOFFにすることにしました。
テーマとしてCocoonを利用している場合、
AMPの設定はチェックのON/OFFですることができます。
AMPの設定手順
①管理画面>Cocoon設定を開く。
②AMPタグをクリックする。
③「AMP機能を有効化する」のチェックをONまたはOFFにする。
変更後の対応
AMP設定を変更後、エラー詳細画面の「修正を検証」ボタンをクリックし、
修正ができているかを検証してもらいます。
ボタンを押すと、以下のようにチェック中になった旨のメールが届きます。
しばらくすると、解決したことを示すメッセージ「修正を確認しました」が表示されました。
まとめ
それぞれの項目の意味、目的、メリット・デメリットなどを理解し設定しないと、
今回のようにエラーが出たりしますので、注意が必要ですね。