皆さま引き続きコロナには気をつけてお過ごしください!

【WordPress】テーマをCocoonに変えるとFatal error(curl_version)②解決編

FatalError Cocoon


Cocoonテーマに切り替えた時に発生したFatal Error。

Fatal error

画面が表示されなくなったところから、
切替きりかえ前のテーマに戻す方法は前回ご紹介しました。

 

今回は、切り替えた時にFatal Errorが出ないようにし、

Cocoonを使えるようにする方法をご紹介したいと思います。

 

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Fatal Errorの発生環境

本番環境(Ubuntu/Linode)で発生しました。

Linode

ローカル環境(XAMPP)や、

レンタルサーバー「ロリポップ!」では発生しません。

ロリポップ

 

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エラー内容

エラー文言

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function curl_version() in [WordPressインストルディレクトリ]\wp-content\themes\cocoon-master\lib\open-graph.php:265 Stack trace: #0

open-graph.phpの265行目にあるcurl_version()という関数が定義されていない

という意味です。

 

curl_version()は、PHPの関数で、

cURLのバージョンを確認するために使います。

 

cURLとは、

HTTPリクエストをすることにより、外部サイトの情報を取得することができる関数です。

 

このcURLが、サーバー上で準備されているかどうかで、

エラーが出るかどうかが変わるようです。

つまり、ローカル環境(XAMPP)やレンタルサーバー「ロリポップ!」にはインストールされていたけれど、

本番環境(Linode)にはなかったためとなります。

 

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Fatal Errorが出ないよう、cURLをインストールしよう

管理者でサーバーにログインし、以下を実施します。

cURLインストール手順

①以下コマンドを実行し、cURLがインストールされているか確認する。

  1. php -m

確認結果

cURL存在確認

 

②以下コマンドを実行し、cURLをインストールする。

途中、パスワードを求められるので、入力し、Enterキーを押す。

その後、続けるかの確認が表示されるため、問題なければ「Y」キーを押す。

  1. sudo apt install php-curl

確認結果

cURLインストール

 

③以下コマンドを実行し、Webサーバのapacheを再起動する。

  1. sudo service apache restart

確認結果

apache再起動

 

④以下コマンドを実行し、cURLがインストールされたことを確認する。

  1. php -m

 

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インストール済みCocoonを削除しよう

インストールし、エラーが発生したときのCocoonは一度削除してから、再度インストール、有効化しましょう。

 

前回インストール時にエラーが発生していたため、

エラーが発生した段階で、後続の処理は停止している可能性があります。

 

# 実際、cURLをインストールした直後に、そのままCocoonを有効化した際、次のようなデータベースエラーが発生しました。

これは、cocoonの吹き出しや、ランキング等利用時に使われるデータベースが存在しないといったエラーです。

インストールをし直した後有効化した場合、このエラーは表示されなかったため、

再度これらデータベースは、cURLの処理後に、作成されていると思われます。

エラー

 

インストール済みテーマの削除手順

①外観>テーマの順にクリックする。

②Cocoon Childをクリックする。

cocoon child選択

③画面右下の「削除」をクリックする。

Cocoon child削除

④テーマ一覧からCocoon Childが削除される。

⑤同様に、Cocoonを選択し、「削除」をクリックする。

 

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Cocoonをインストールしよう

以下手順を参照し、Cocoonをインストールしましょう。

 

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Cocoonを有効化しよう

では、インストールしなおしたCocoonを有効化しましょう。

 

Cocoon有効化手順

①Cocoon Childの「有効化」ボタンをクリックする。

有効化

 

②「新しいテーマを有効化しました」が表示されるので、「サイトを表示」をクリックする。

有効化完了

 

③Cocoonが適用されたサイトが表示される。

Cocoon適用済みサイト

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は環境依存いぞんのエラーだったため、そもそも対応不要といった方も多いと思います。

 

皆さんがお好みのテーマを使って、サイトを作れていますように✨

 

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ご参考
~Cocoon有効時のFatal Errorを避けるために~

環境によってcURLがあるかどうかでエラーになるかどうかが決まっていることは上述しました。

突然エラーになるのを避けるために、
有効化前に、インストールしたCocoonのopen-graph.phpを変更しましょう。

対象ファイル:

【サイトドメイン名】/【フォルダ名】/wp-content/themes/cocoon-master/lib/open-graph.php

変更箇所&内容:

※対象ファイルをダウンロードし、ATOMなどのテキストエディタで開いて編集してください。

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