前回、Excelで連続データの入力方法をご紹介しました。
数字を書くとき、いつも連続しているとはかぎらないですよね?
今回は、2飛びや、3飛びなど、
同じ数字ずつ増減するデータの入力方法をご紹介します。
飛び数とは
1,3,5,7,9は『1つ飛び』
1,5,9,13,17は『3つ飛び』
というように、
数字と数字がいくつか離れているような数字のことを言います。
入力方法
1,3,5,7,9…の『1つ飛び』を入力してみましょう。
方法①
飛び数の入力①
- Step1A1セルに「1」、A2セルに「3」と入力する。
- Step2A1とA2セルを選択し、右下の緑色の四角の近くにマウスを移動させ、マウスをの形にする。
- Step3の形になったら、マウスをクリックしたまま下に動かし、A5セルまで移動する。
- Step4A5セルまで5,7,9と飛び数が入力される。
方法②
B1~B5セルに、もう1つの方法を使って入力してみましょう。
飛び数の入力②
- Step1B1セルに「1」と入力する。
- Step2B1~B5セルを選択する。
- Step3ホームタブ>編集>フィルをクリックする。
- Step4連続データの作成をクリックする。
- Step5連続データの設定画面で、次の通り設定する。
項目 設定値 説明 範囲 列 データを入れるのが行なのか、列なのかを設定する。 種類 加算 どのような計算をして値を入力するかを設定する。 増加単位 なし 種類が「日付」のときのみ選択可能。
日/週日/月/年のいずれかの単位で増加させる。例)元データが2021年12月1日の場合で、「年」を選択した場合、増分値が「1」の場合は、次のセルには2022年12月1日が表示される。増分値 2 元データに対しいくつ増やすかを設定する。 例)元データが1で、増分値が1の場合、次のセルから順に「2」、「3」と表示され、
元データが1で、増分値が2の場合、次のセルから順に「3」、「5」と表示される。停止値 なし 連続データの最大値。最大値が表示されたセル以降には何も表示されないようにする。 例)元データが1、増分値が1、停止値が4の場合、次のセルから順に「2」、「3」、「4」と表示され、最後のセルは空欄のままとなる。
- Step5D5セルまで3,5,7,9と飛び数が入力される。
練習
連続データや飛び数の入力方法を使って、次のカレンダーを作ってみましょう。
- Step1A3セルに「日」と入力する。
- Step2A3セルを選択し、右下の緑色の四角の近くにマウスを移動させ、マウスをの形にする。
- Step3の形になったら、マウスをクリックしたまま右に動かし、G3セルまで移動する。
- Step4D4セルに「1」と入力する。
- Step5D4~D8セルを選択する。
- Step6ホームタブ>編集>フィルをクリックする。
- Step7連続データの作成をクリックする。
- Step8範囲:列、種類:加算、増分値:7とし、OKをクリックする。
- Step9D4~D8セルに1,8,15,22,29の値が入る。
- Step10D4~G8セルを選択する。
- Step11もう一度ホームタブ>編集>フィルをクリックする。
- Step12連続データの作成をクリックする。
- Step13範囲:行、種類:加算、増分値:1とし、OKをクリックする。
- Step14水~土までの日にちが入る。
- Step15D4~G8セルを選択したまま、右下の緑色の四角の近くにマウスを移動させ、マウスをの形にする。
- Step16の形になったら、マウスをクリックしたまま左に動かし、A8セルまで移動する。
- Step17A4~C4セルを選択し、Deleteキーをクリックする。
- Step18G8セルを選択し、Deleteキーをクリックする。
動画で確認したい方は下をクリックしてください。
まとめ
いかがでしたか?
1つの目的に対して、いくつかの方法があります。
自分がやりやすい方法でやってみてくださいね。