前回、サンプルデータのダウンロードが可能なサイトを3つご紹介しました。
今回は、適当な数字データを多く使ったサンプルデータをExcelで自作する方法をご紹介したいと思います。
作成例
では、次のようなデータを作ってみましょう。
A列の名前と、1行目の科目はタイピングして入力しています。
※名前は前回ご紹介したユーザデータをダウンロードしてもいいですね。
数字データを入力しよう
では数字のデータを入れてみたいと思います。
まずは、B2セルに入れてみましょう。
今回は、テストの点数を入れたいと思います。
テストは100点満点とします。
ランダムな数字の入力方法
- Step1B2セルにイコール=を入力する。
- Step2イコール=の後ろに「ra」と入力する。入力すると、raで始まる関数が表示される。
- Step3↓キーで「RANDBETWEEN」を選び、TABキーを押す。
- Step4「RANDBETWEEN(」の後ろに「0」を入力する。
- Step5続いて「,(カンマ)」を入力する。
- Step6続いて「100」を入力する。
- Step7続いて「)(かっこ閉じ)」を入力する。
- Step8Enterキーを押すと、0~100の間の数字のどれかが入る。
- Step9B1セルを選択し、コピーする。
- Step10式を貼り付けたいB2~E9セルを選択する。
- Step11式を貼り付ける。
RANDBETWEEN関数とは
引数で指定した2つの数字の間のいずれかの数字をランダムに入れる関数です。
1つ目の引数に最小値、2つ目の引数に最大値を設定します。
=RANDBETWEEN(最小値,最大値)
注意
同じファイルの中でセルに文字を書いてEnterキーを押したりすると、関数で入力された数字は更新されます。
そのため、設定された数字をもう変えたくないという場合は、次のようにする必要があります。
値の貼り付け方法
- Step1B2~E9セルを選択し、コピーする。
- Step2値の貼り付けをする。
GIFで確認しよう
手順をGIFにしてみましたので、ぜひご確認ください。
まとめ
ランダムな数字を入れることはできましたか?
最小値、最大値を変更することで、自由に数字を入力することができますね。
自分で数字を考えて適当に入れるのは大変ですので、ぜひ使ってみてくださいね!