以下記事内で、ユーザー情報テーブルから、東京都、神奈川県、千葉県に住んでいる人を表示させる方法をご紹介しました。
上記結果は、ユーザーID順に並んでいます。
今回は、都道府県のID順で並べ替えてみたいと思います。
並べ替え種類
並べ替えは以下3種類です。
- 昇順
- 降順
- 並べ替えなし
昇順例：
1→2→3
あ→い→う
a→b→c
2022/02/14→2022/02/15→2022/02/16
1→2→3
あ→い→う
a→b→c
2022/02/14→2022/02/15→2022/02/16
降順例：
3→2→1
う→い→あ
c→b→a
2022/02/16→2022/02/15→2022/02/14
3→2→1
う→い→あ
c→b→a
2022/02/16→2022/02/15→2022/02/14
並べ替え（1フィールド）
クエリで抽出したデータは、以下の方法で並べ替えることができます。
3都県クエリを使い、12千葉県→13東京都→14神奈川県の順で表示したいと思います。
数字が昇順に並んでいることがわかりますね。
クエリの並べ替え方法
- Step1左側のナビゲーションウィンドウから、3都県クエリを右クリック＞デザインビューをクリックする。
![3都県デザインビュー]()
- Step2都道府県IDのフィールドの並べ替え欄で、プルダウンから昇順をクリックする。
![並べ替え設定]()
- Step3クエリツールのデザインタブ＞表示、または実行をクリックする。
![並べ替え実行]()
- Step4都道府県IDが12→13→14の順でレコードが表示される。
並べ替え（複数フィールド）
では、都道府県IDだけでなく、性別でも昇順にしたいと思います。
どのように変わると思いますか？
例えば、以下2つだったら、どちらになると思いますか？
| ①性別順 同じだったら都道府県ID |
②都道府県ID順 同じだったら性別順 |
|---|---|
| 女 12 女 13 女 14 男 12 男 13 |
女 12 男 12 女 13 男 13 女 14 |
では、実際に設定して確認してみましょう。
なお、まだクエリは保存しておらず、現在はデータシートビューで3都県クエリを開いています。
クエリの並べ替え（複数）
- Step1ホームタブ＞表示をクリックする。
![表示]()
表示ボタンの▼をクリックした場合は、デザインビューをクリックする。
![デザインビュー切り替え]()
- Step2都道府県IDの設定はそのままで、性別のフィールドを昇順にする。
![性別昇順]()
- Step3クエリツールのデザインタブ＞表示、または実行をクリックする。
![表示実行]()
- Step4並べ替え結果が表示される。
上記からわかるように、①性別順同じだったら都道府県IDの昇順になりました。
これは、デザイングリッドに表示したフィールドが左にあるものが優先されるためです。
今回は性別が左から5番目、都道府県IDは9番目にありましたね。
そのため、5番目のほうが左にある性別の順にまずならび、同じだったら都道府県の昇順に並びました。
最後に、クエリを【3都県（性別＆都道府県順）】の名前で保存してください。
保存方法は以下をご参照ください。
まとめ
何で並べ替えたいかを考え、そのフィールドの並べ替えを設定するだけで、簡単に並べ替えることができました。
2つ以上のフィールドに並べ替えを設定した場合は、デザイングリッドに表示したフィールドが左にあるものが優先される点を覚えておきましょう。
