ある範囲に合致するデータを表示したい場合はどうすればいいでしょうか?
今回は、ユーザー情報テーブルで30代のユーザー情報を検索してみたいと思います。
準備
クエリを作成し、ユーザー情報テーブルのすべてのデータが表示されるようにしてください。
手順は以下を見ながら考えてくださいね。
比較演算子
~以上、~以下などを表す記号のことを比較演算子と言います。
具体的には以下があります。
種類 | 説明 |
---|---|
= | ~と等しい |
<> | ~と等しくない |
> | ~より大きい |
< | ~より小さい |
>= | ~以上 |
<= | ~以下 |
範囲検索
では、30代は、どのように表せるでしょうか?
30代は、30~39歳のことですね。
つまり、30歳以上で、39歳以下のことです。
(40歳未満ともいえますね)
2つ条件がありますね。
では、クエリで条件を指定してみましょう。
なお、結果を分かりやすくするため、昇順で並べます。
範囲指定
- Step1年齢フィールドの抽出条件に>=30 and <=39と半角で入力する。
- Step2年齢フィールドの並べ替え欄のプルダウンから昇順を選択する。
- Step3クエリツールのデザインタブ>表示、または実行をクリックする。
- Step430代のデータが表示される。
注意
条件が2つあるからと、以下のように”または”欄に2つ目の条件を書くと、すべてのデータが表示されてしまいますのでご注意ください。
ベン図で確認しましょう。
本当は真ん中部分だけが表示されて欲しいですが、
上記の条件では、色がついている部分すべてが表示されてしまうということです。
クエリ保存
では、「30代」の名前でクエリを保存しましょう。
まとめ
2つ以上の条件が同時に成立しなければいけない場合は、and条件を使います。
比較演算子とand条件を組み合わせることで範囲指定をすることができます。