前回、テーブルを分割し、2つにしました。
テーブルを分割しただけでは、Accessはどこにつながりがあるのかはわかってくれません。
Accessにつながりがあることを知ってもらい、うまく管理できるようにする必要があります。
その方法がリレーションシップです。
Accessでは、次のようにつながりのあるフィールド同士を線でつなぐことでリレーションシップを表すことができます。
今回は、リレーションシップを作る方法をご紹介します。
リレーションシップの作成
次のようにしてリレーションシップを作ることができます。
リレーションシップ作成方法
- Step1データベースツールタブ > リレーションシップをクリックする。
- Step2テーブルの表示というポップアップ画面が表示される。
- Step3テーブルタブから、すべてのテーブルを選択する。
- Step4テーブルが表示されたことを確認し、閉じるをクリックする。
- Step5参照するフィールド同士を探し、主キーのフィールドから外部キーのフィールドに線を引くようにマウスを動かす。
- Step6リレーションシップの詳細設定画面が表示される。
①左右のフィールドがリレーションシップを設定したいフィールドであることを確認し、②矛盾を許可しない場合に参照整合性のチェックをONにした後、
③作成をクリックする。
- Step7リレーションシップが設定される。
- Step8リレーションシップツールのデザインタブ>閉じるをクリックする。
- Step9保存の確認画面で、はいをクリックし、保存する。
注意
テーブルを開いたままリレーションシップの設定を行うと、
上記手順のStep6で、作成ボタンをクリックすると、
下記の注意画面が表示されます。
この場合は、注意画面をOKをクリックして閉じた後、
リレーションシップ設定画面のキャンセルボタンから設定作業を中止し、
すべてのテーブルを閉じた後、設定作業を行ってください。
リレーションシップ設定後確認
リレーションシップを設定すると、テーブル上でも設定されていることが確認できます。
設定確認
- Step1リレーションシップを設定したフィールドの主キー側のテーブルを開く。(今回は都道府県テーブル)
- Step2各レコードの先頭にマークが表示されていることが確認できる。
- Step3マークをクリックすると、関係する別テーブルのレコードが表示される。
動画で確認しよう
【Access】リレーションシップ設定