今まで、Excelを使った足し算（加法）や引き算（減法）、かけ算（乗法）、割り算（除法）の方法をご紹介しました。
この4つを四則演算と言いますが、
同じような方法でもう1つ計算することができるものがあります。
それが「べき乗」です。
今回はべき乗の方法をご紹介します。
べき乗
べき乗といって、すぐ「あの計算のことね！」と分かる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか？
2乗（22）、3乗（23）と言ったらわかる方は多いのではないでしょうか？
この計算をExcelにさせてみましょう。
方法①
122の計算をExcelでしましょう。
紙に計算式を書くと、次のように書くことができますね。
122＝144
Excelには次のように書きます。
べき乗の方法
- Step1入力モードを半角英数Aにする。
- Step2A1セルに「＝12^2」と書く。
![べき乗]()
- Step3Enterキーを押す。
- Step4A1セルに答えが表示される。
![べき乗答え]()
「=」はShift+「ほ」のキーで入力ができます。
![Shift+ほ]()
べき乗をExcelでするときは「^（半角のキャレット）」を使います。
「^」は「へ」のキーで入力ができます。
![へ]()
「^」は「へ」のキーで入力ができます。
方法②
Excelのセルに、例えば次のように数字が書いてあった場合はどうすればいいでしょうか？
1TBは1024GB、1GBは1024MBです。
つまり、1TBをMBで表すと、1024×1024MBとなります。
ですので、方法①を使うと、A2セルには「＝1024^1」、A3セルには「＝1024^2」と書くことができます。
C列に数字を書きましたので、この数字を使って計算してみましょう。
べき乗方法
- Step1答えを入れたいA2セルを選ぶ。
- Step2半角で「＝」と書く。
![べき乗（イコール入力）]()
- Step3C1セルをクリックする。（自動的にセルのアドレス（C1）が計算式に追加される）
![C1クリック]()
- Step4半角で「^」を書く。
![キャレット入力]()
- Step5C2セルをクリックする。（自動的にセルのアドレス（C2）が計算式に追加される）
![C2]()
- Step6Enterキーを押す。
- Step7A2セルに答えが表示される。
- Step8A3セルを選び、半角で「＝」と書く。
![]()
- Step9C1セルをクリックする。（自動的にセルのアドレス（C1）が計算式に追加される）
![C1]()
- Step10半角で「^」を書く。
![キャレット入力]()
- Step11C3セルをクリックする。（自動的にセルのアドレス（C3）が計算式に追加される）
![C3セル]()
- Step12Enterキーを押す。
- Step13A3セルに答えが表示される。
![答え]()
練習
下のボタンをクリックして、練習用のファイルをダウンロードしてください。
ファイルの使い方
- Step1ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
- Step2画面上部のコンテンツの有効化をクリックする。
![コンテンツの有効化]()
- Step3☐の中に答えを記入する。
![べき乗画面]()
- Step4すべての答えを書いたら採点をクリックする。
- Step5正解した問題のセルが青、間違えた問題のセルがピンクに変わり、点数が表示される。
![べき乗採点結果]()
- Step6もう一度練習する場合は、リセットをクリックする。
まとめ
できましたか？
べき乗の計算はそれほどExcelでは使わないかもしれませんが、
知っていて損はないですよね。
ぜひ使ってみてくださいね。
