四則演算の方法は以前ご紹介しましたが、
今回は、関数を使って足し算をする方法をご紹介します。
関数とは
入力された内容に対して、決められた方法で計算等の処理を行い、結果を返すものを関数と言います。
Excel2019には、486種類の関数が用意されており、次のような形で利用します。
=関数名(引数)
引数は、関数によって、数が異なります。
引数に入った数字や文字列などに対して、関数名で決められた処理を行います。
足し算用の関数
足し算をする関数(合計する)をSUM関数と言います。
SUM関数は次の方法で使うことができます。
SUM関数を使って次の計算をしてみましょう。
方法①
関数を使った足し算方法①
- Step1答えを入れるD2セルをクリックする。
- Step2ホームタブ>編集欄のオートSUM∑をクリックする。
- Step3D2セル内に関数が入る。
計算対象のセルが自動で選択される。
正しくない場合は、範囲を選択しなおす。 - Step4Enterキーを押すと、結果が表示される。
方法②
関数を使った足し算方法②
- Step1計算対象のセル(A2~C2)と、答えを入れるD2セルをすべて選択する。
- Step2ホームタブ>編集欄のオートSUM∑をクリックする。
- Step3答えがD2セルに表示される。
にゃこ
空欄に計算結果を入れてくれるよ。
方法③
関数を使った足し算方法③
- Step1答えを入れたいセルを選び、関数の挿入fxをクリックする。
- Step2関数を検索し、目的の関数が表示されたらOKをクリックする。
最近使っていれば、「③関数の分類」を「最近使った関数」にし、表示された関数から使いたい関数を選択する。# 項目 説明 ① 関数の検索 日本語や英語の単語で検索する。
SUM関数であれば、「合計」などで検索します。② 検索開始 ①関数の検索欄に文言入力後、クリックして、検索をする。 ③ 関数の分類 最近使った関数や、関数のカテゴリを選択することで、④関数名に分類に合致した関数名が表示される。 ④ 関数名 ③関数の分類に合致した関数名が表示される。 ⑤ 関数の説明 ④関数名から1つ関数を選ぶと、関数の使い方などの説明が表示される。 - Step3引数を設定し、OKをクリックする。
Excelの処理をしたいセルを選択すると、引数欄に表示される。
- Step4結果が表示される。
方法④
関数を使った足し算方法④
- Step1答えを入れたいセルを選ぶ。
- Step2以下キーを押すと、SUM関数がセルに入力される。Alt+Shift+ほ
- Step3合計したいセルを選択する。
- Step4Enterキーを押すと、結果が表示される。
方法⑤
関数の使い方を覚えていれば、セルに直接関数を書きます。
関数を使った足し算方法⑤
- Step1答えを入れたいセルを選び、以下を入力する。=SUM(
- Step2合計したいセルを選択すると、SUMの後ろにセルの範囲が入る。=SUM(A2:C2
- Step3最後に「)」を書き、Enterキーをクリックする。=SUM(A2:C2)
- Step4結果が表示される。
練習
下のボタンをクリックして、練習用のファイルをダウンロードしてください。
ファイルの使い方
- Step1ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
- Step2画面上部のコンテンツの有効化をクリックする。
- Step3薄黄色のセルの中に答えを記入する。
- Step4すべての答えを書いたら採点をクリックする。
- Step5正解した問題のセルが青、間違えた問題のセルがピンクに変わり、点数が表示される。
- Step6もう一度練習する場合は、リセットをクリックする。
まとめ
関数を使っての足し算、できるようになりましたか?
たくさん練習して自分なりの方法を身につけてくださいね!