ビジネス文書の説明や、日付の入力方法をご紹介しました。
今回は、頭語・結語についてご紹介します。
頭語とは
頭語は、「こんにちは」の意味を持つあいさつです。
一般的によく使われるのは「拝啓」です。
手紙の内容や、相手との関係に合わせて選ぶ必要があります。
結語とは
結語は、「さようなら」の意味を持つあいさつです。
頭語で一般的によく使われるのは「拝啓」ですが、
「拝啓」とセットで使われることが多い結語のが「敬具」です。
参考サイト
頭語と結語にはどのような言葉があるか、
具体的には日本郵便等のサイトでご確認ください。
Wordでの入力方法
頭語・結語入力手順
①入力したい場所に頭語を入力する。
②「Enter」キーを押す。
③入力した頭語とセットの結語が自動的に右揃えで入力される。
Wordで自動入力できる結語
Wordで頭語を入力すると表示される、セットとなっている結語は以下の通りです。
他の文言に変えたい場合は、結語を削除し、書き換えてください。
| 頭語 | 結語 |
|---|---|
| 拝啓 | 敬具 |
| 拝呈 | 敬具 |
| 謹啓 | 謹白 |
| 恭啓 | 頓首 |
| 粛啓 | 頓首 |
| 謹呈 | 謹白 |
| 急啓 | 草々 |
| 急呈 | 草々 |
| 急白 | 草々 |
| 拝復 | 敬具 |
| 復啓 | 敬具 |
| 再啓 | 敬具 |
| 追啓 | 敬具 |
| 再呈 | 敬具 |
| 前略 | 草々 |
| 冠省 | 草々 |
| 略啓 | 草々 |
| 謹答 | 敬具 |
| 拝答 | 敬具 |
Wordで自動入力ができない場合
オプション設定をすることで、自動入力が可能となります。
頭語を入れて、Enterキーを押しても、セットの結語が表示されない場合は、以下をご確認ください。
自動入力設定手順
①ファイル>オプションの順にクリックする。
②Wordのオプションダイアログボックスで「文章校正」をクリックする。

③オートコレクトのオプションをクリックする。

④「入力オートフォーマット」タブを開き、
「入力中に自動で行う処理」欄内の
「頭語に対応する結語を挿入する」のチェックを入れる。

まとめ
普段あまり使わない言葉であり、
頭語・結語両方を覚えるのは難しいです。
必要な時に調べ、入力してください。
その際、Wordで自動入力できる結語は決まっていますので、
このページを参考にしていただけると幸いです。



