前回、クエリの作成方法をご紹介しました。
今回は、クエリを使って、検索条件に完全に一致するデータを表示させてみたいと思います。
前提
以下データベースを使って検索をしたいと思います。
まだ作成されていない方は、以下をご参照の上、作成してみてください。
検索しよう（完全一致）
では、ユーザー情報テーブルから、神奈川県に住んでいる人だけを表示させたいと思います。
表示項目の選択
まずは結果に表示させる項目を選択します。
方法は3つあります。
方法1
表示項目の選択①
- Step1画面下部のデザイングリッドのフィールドテーブルから、結果に表示したいフィールド（今回は、ユーザーID）を選択する。
![ユーザーID選択]()
- Step2画面下部のデザイングリッドの1項目目に表示される。
![ユーザーID追加後]()
方法2
表示項目の選択②
- Step1テーブルから、結果に表示したいフィールド（今回は、名前）を選択し、ダブルクリックする。
![名前ダブルクリック]()
- Step2画面下部のデザイングリッドの2項目目に表示される。
![名前追加]()
方法3
表示項目の選択③
- Step1テーブルから、結果に表示したいフィールド（今回は、ふりがな）を選択する。
- Step2画面下部のデザイングリッドに選択したフィールドをドラッグ＆ドロップする。
![ドラッグ＆ドロップ]()
- Step3画面下部のデザイングリッドの3項目目に表示される。
![追加後]()
3つ目の方法で、残りの項目をまとめてデザイングリッドに表示させたいと思います。
表示項目の選択③
- Step14つ目のフィールド（今回は、アドレス）をクリックした後、Shiftキーを押したまま、一番下のフィールド（今回は、携帯）をクリックする。
- Step2画面下部のデザイングリッドに選択したフィールドをドラッグ＆ドロップする。
- Step3画面下部のデザイングリッドに残り全てのフィールドが表示される。
表示条件の設定（完全一致）
神奈川県を表す都道府県IDは14です。
また、都道府県IDのデータ型は短いテキストですね。
その場合、次のように条件を設定します。
表示条件の設定（短いテキスト/完全一致）
- Step1デザイングリッドの都道府県IDの抽出条件欄に「14」と入力する。
![都道府県ID設定]()
- Step2自動的にダブルクォーテーションが文字の前後につく。
![ダブルクォーテーション付]()
- Step3クエリツールのデザインタブ＞表示、または実行をクリックする。
![表示実行]()
- Step4都道府県IDが14のレコードが表示される。
![検索結果]()
クエリの保存
作成したクエリを保存しましょう。
クエリ保存方法
- Step1F12キーをクリックする。
- Step2保存先にクエリ名（今回は神奈川県）を入力し、OKをクリックする。
![クエリ保存]()
- Step3入力した名前でクエリが保存される。
まとめ
条件を設定するフィールドの抽出条件欄に、テーブルデータとまったく同じ情報を入力することで、
入力した情報と一致するデータが表示されます。
他の項目でも検索してみてくださいね。
